オーディオ
絵心がないので、スピーカの画像は、イラストではなく実写です。テクニクスEAS-16F10。15年くらい前に、ハードオフのジャンク売り場で見つけた未使用品。コーン紙が変色してきたので、近くでフラッシュをたき、白飛びさせました。
コンポの最初は、プレーヤ:MICRO MR-611、スピーカ:CE-1acII、アンプ:Integra725、チューナ:Integra433の構成でした。その後、ターンテーブルにDP-3000、トーンアームにWE-308、スピーカに Scepter100 。かなり豪華でした。
Integra725って、売れていたアンプだと思うのですが、 これの音が気に入らない。シンバルの音が、金属じゃなくって、プラスチックみたいに聞こえるのです。後になって、技術的な知識をつけて見直してみれば、当然のこと。位相補正をしまくって、高ゲインのアンプに大量のNFBをかけ、見かけ上のF特や歪率、ダンピングファクタを高性能に見せる設計だったわけです。静的なスペックは良くても、動的にはダメということです。これの音には耐えられず、トリオ製に買い換えました。

その後、オシロスコープCO-1303A、低周波発信器AG-202Aも導入。当時流行のDCアンプの自作も挑戦しました。DCアンプの音質は感動的で、音楽を聴くのが楽しくなりました。
この頃は、コンサートの管理が緩く、カセットデンスケを持ち込んで、ライブ録音をするっていうのも、普通に出来た時代でした。ヘッドホンも成極電圧が必要なコンデンサ型を使うなど、ある意味、恵まれた楽しい時代でした。
その後、CDやレーザーディスクの登場、アナログ処理のサラウンド化、AVアンプやプロジェクタの導入へと時代は流れて行きます。